カテゴリ:北川の自然( 35 )

2011年 新年あけましておめでとうございます

謹賀新春

昨年は5月5日の手つなぎプロジェクト直後に湿地の埋め立てが本格的に始まり,差し止め訴訟における裁判官の現地視察,証人尋問などがありました。また,1万名を超える方々の署名を京急本社に届けました。皆様にはご支援いただき,誠にありがとうございました。
さらに,昨年は国際生物多様性年で,名古屋ではCBDCOP10が開催され,湿地や生き物のつながりへの意識が高まりました。さらに,福岡高裁では諫早の開門を命じる判決があり,国は控訴しませんでした。世の中は少しずつですが,変化してきています。
2011年。今年も私たちは北川湿地をはじめとする三浦半島の貴重な自然環境のための活動を続けて参ります。皆様,どうぞよろしくお願いいたします。

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by mito-kitagawa | 2011-01-01 07:56 | 北川の自然

北川湿地のホタル

北川湿地のホタルがどんなにすばらしいかご存知ですか?

北川湿地にホタルがたくさん生息していることは
三浦の自然を学ぶ会の方々により発見されました。
2007年のことです。
三浦市にも神奈川県にも報告されました。
そこで,京急にも神奈川県からの連絡で知らされ,
京急の担当者とアセスを請け負っている新日本開発工業の担当者が,
三浦の自然を学ぶ会の方の案内で現地を見学しました。
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そのときのコメントとして,
「今回のホタルについては,長くこのような調査に関わっているけれども,こんなに乱舞するホタルは見たことがない。それもゲンジボタルとへイケボタルの種類が同時に見られ,その上光るホタルの幼虫を見つけられたことは貴重な体験である」
との感想を述べられたとのことです。

北川湿地のホタルについて簡単に説明いたします。

例年では6月第2週に上流部の南側の支流,入り組んだ谷戸の奥に,
ゲンジボタルが観察されます。
三浦半島でゲンジボタルが観察できるところは珍しくないのですが,
北川湿地のゲンジボタルは,その数が圧倒的に多く,ほぼ無数なのがすごいです。
時間は天気にもよりますが,19時半くらいから光り始めます。
光の色調としては青白い光で,強く明るいのが特徴です。
オスは約4秒間隔で明滅をくり返しながら木立の中を優雅に飛び回ります。
サイズも約2cmと大型です。
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また,ヘイケボタルは7月上旬に下流部の方から出現し始め,
上流部の最盛期は7月下旬となります。
したがって約1ヶ月観察を楽しむことができます。
ヘイケボタルは神奈川県レッドデータで準絶滅危惧種とされるくらい希少です。
北川の流れを覆う藪の中に,こちらも無数と言っていいほど観察できます。
その光は,プラネタリウムの様とも夜景の様とも例えることができます。
ゲンジボタルと比較すると少し弱い光で黄色みを帯びているのが特徴です。
サイズは約1cmとゲンジボタルより小型です。
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皆さん,北川湿地が埋められる前に
このすばらしいホタルを見たいと思いませんか?



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               ヘイケボタルの光  写真撮影:矢部洋一氏

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         夜に輝くハンゲショウ  写真撮影:矢部洋一氏
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by mito-kitagawa | 2010-05-23 18:27 | 北川の自然

タカを育む谷戸

北川湿地にたくさんのネズミや小鳥が生息することで、いろいろなタカを育んでいます。
1月2日は、北川湿地の上空をノスリ、ツミ、ハイタカが旋回していました。
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ハイタカ
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ノスリ
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ツミ

夜も谷戸からフクロウの声が聞こえてきました。
埋立が始まれば、フクロウの巣の中の雛たちも生き埋めになってしまいます。
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by mito-kitagawa | 2010-01-03 10:38 | 北川の自然

初冬の風景

2008年12月7日の写真です。
初冬の北川湿地は,ヨシが茎を枯らし,「枯れ野」の風景となります。
コナラの斜面林は黄金色に色づき,風の強い日に葉が舞うように落ち,冬を迎えます。
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by mito-kitagawa | 2009-11-29 06:50 | 北川の自然

神田川・釜田の谷戸

北川の隣に神田川という川があります。
そこにも谷戸が作り出した湿地があります。
北川より歴史は浅く、およそ20年前は水田耕作されていた場所です。
環境の変遷を見ると、北川も昔はこんな環境だったのかとうかがい知ることが出来ます。
不定形の水田が谷戸の奥まで広がる、ダイナミックな湿田地帯だったようです。
釜田の谷戸は、湿地帯を好む野鳥の格好の越冬地となっています。

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1982年10月25日

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2008年5月28日

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2009年11月1日
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by mito-kitagawa | 2009-11-04 09:03 | 北川の自然

紅葉の季節です

北川湿地の中は、外の喧噪とはまるで別世界のように穏やかな時間が流れていました。
斜面はどんどん伐採が進んでいますが、湿地からの眺めが侵されていないことに言いようのない感動を覚えます。
(写真は市道472号線からの眺め)
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ハゼの木が黄色から赤色に紅葉していました。コナラももうすぐです。
また来年も再来年も、北川湿地で季節を感じたいと願ってやみません。
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by mito-kitagawa | 2009-11-02 15:47 | 北川の自然

北川湿地の秋

昨年までに撮影した,北川湿地の秋の植物です。
オギの花はいい匂いがしました。
シロバナサクラタデ・アキノウナギツカミ・ミゾソバ
タデ科の花が織りなす花の絨毯は,それはそれは清楚で美しいです。
こんな景色を多くの皆さんに見ていただきたいと思います。
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by mito-kitagawa | 2009-10-26 06:19 | 北川の自然

シュレーゲルアオガエル

市道から逸れられないのが残念ですが、北川湿地に行きました。
春に生まれたシュレーゲルアオガエルがたくさんいました。
小さくて、とても可愛らしいカエルです。
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シュレーゲルとはこのカエルを命名した学者の名前で、決して外来種ではありません。
ちなみにこのカエルは、京急が示す移殖対象にはなっていませんので、生き埋めにされる計画です。


湿地面には、たくさんの動物の足跡がありました。
水色:野ネズミ類(アカネズミ?)
黄色:イタチ
赤:タヌキ
ピンク:キュウシュウノウサギ
ここでも多様な生物相が息づいていることをかいま見ることができます。
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by mito-kitagawa | 2009-08-17 11:02 | 北川の自然

クロムヨウランの花が咲いていました!

皆さん,ニュースです!
市道472号線(小網代側の鉄塔から入った尾根筋)中程に,クロムヨウランの花が咲いていました!
初めて見たので,とても感動しました。花期がとても短く,滅多に見ることができないと聞いていました。
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by mito-kitagawa | 2009-08-01 08:38 | 北川の自然

カブトムシ

北川湿地のコナラ林にカブトムシが樹液を舐めに来ていました。
三浦にはカブトムシはたくさんいるのですが、樹液の出る木が減りました。
まさに夏の風物詩ですが、最近はこんな光景も見なくなりましたね。
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by mito-kitagawa | 2009-07-07 22:02 | 北川の自然