北川のホタル

北川では、ゲンジボタル、ヘイケボタルが大量に発生します。
今頃の時期には、人知れず谷戸の中で毎晩、ホタルが点滅しているはずです。
しかし、立入り禁止にされたしまったことで、その状況を観察に行くことができなくなってしまいました。

北川のゲンジボタル
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北川のゲンジボタル
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北川のゲンジボタル
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北川のヘイケボタル
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北川のヘイケボタル
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北川のヘイケボタル(星空ではありません、全てホタルです)
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北川の貴重性の一つは、ホタル類が大量に発生していることです。
しかも、一切の人手を借りることなく、完全に自然発生しています。
かつて田んぼの多かった頃にはゲンジボタルよりヘイケボタルの方が多かったはずですが、
田んぼがなくなってしまったことで、今ではヘイケボタルの方が珍しくなってしまいました。
そのヘイケボタルが北川湿地では沢山発生しているのです。

このホタルの里を、京急や一部の地権者の方は立入り禁止にすることで、地域の目から遮断してしまいました。三浦市にとって、大きな観光資源にもなりうるホタルを、永久に葬り去ってしまうことになります。この三浦市の貴重な財産について、市民全体の意向を問うこともなく、埋め立ててしまって良いものでしょうか。

ホタル以外にもまだ貴重な生物の生息の可能性がありますが、立入禁止で調査自体を拒絶されています。いくら私有地とはいえ、そこに生息する生物は、土地の所有者だけのものではなく、社会の共有財産ではないでしょうか。

もちろん、土地の所有者の正当な権利は保護されてしかるべきです。しかし、その権利の保護は、開発でそこを抹殺することによってしか守れないものでしょうか。私たち保全連絡会は、埋め立てることとは別の代案を示しています。しかし、それを真剣に検討することもなく、10年以上前に合意されたという5点セットを動かしがたいものとして推し進めることが、三浦市にとって本当に賢明な選択でしょうか。
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by mito-kitagawa | 2009-06-14 00:07 | 北川の自然
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