「ほっ」と。キャンペーン

第3回公判が行われました

8月12日午後4時30分より横浜地方裁判所502号法廷にて,
三浦市三戸地区発生土処分場建設事業の差し止めを求めた訴訟における,
第3回口頭弁論期日が終わりました。
今回もたくさんの方に傍聴していただきました。ありがとうございました。

被告第2準備書面についての陳述が行われました。
この書面には,
「原告北川湿地に当事者能力を認めるべき法的根拠はなく,
原告北川湿地に当事者能力が認められないのは明らかである。」
とあります。
私たち連絡会の原告適格にしても,
「曖昧かつ抽象的」という理由で「請求に理由がない」としています。
日経エコロジーの記事にもあるとおり,これが日本の現状なのでしょうか。
さらには,原告住民らの指摘についても,
「原告住民らの生命身体への危険を生じさせたり,原告住民らが
指摘するところの平穏な生活を営む権利を侵害する恐れがあるものでないことが,
それらの予測評価結果から明らかである」
としています。
住宅にひびが入ったり,ぜんそくが出たりする可能性は絶対にないという判断です。
どんな科学的根拠があってこんなに断定的なことを言えるのでしょうか。
住民に対して誠意ある対応をしないばかりか,
工事は下請け会社任せ,工事の約束も守れない,
守らせられない企業の発言はこんなものなのでしょうか。

今回提出された書証は,
環境影響評価書(概要):
県に提出された評価書の一部にビオトープ関係の事業報告の一部を付け加えたもの
土地登記簿の写し2点:
被告が小網代の森に土地を有していること,県にわずかな土地を寄付した証拠
神奈川県のHPの写し:
小網代の森が保全されていると神奈川県が言っているwebページの写し!
でした。
驚きました。これが事業の正当性を示す証拠ですか?
評価書はアセスの手続きですし,小網代の森は本件とは無関係です。
第1回公判時に裁判長の言われた「事業の必要性や事業計画が示されたもの」は一切ありません。

8月25日,裁判官が現地へ入ります。しかし,
被告代理人は「もう湿地はほとんど埋められていますから・・・」といいます。
「埋めるな」と裁判を起こされているのにね。
さらには,
「ビデオや写真に撮ったものはブログに挙げたり公表しないで欲しい」といいます。
公表されてはまずい景色がそこに広がっているのでしょうか???
被告第2準備書面にあるとおり,
本件事業が「相当性・合理性」をもっているのであれば,
胸を張って公表されればいいじゃないですか,京急さん!


次回は9月30日(木)10:30~ 横浜地方裁判所にて,
被告準備書面への原告の反論があります。
皆様,ぜひ傍聴席へお越しください。
[PR]
by mito-kitagawa | 2010-08-13 16:09 | お知らせ
<< 仮処分申し立ての記事 日経エコロジー9月号 >>