北川湿地のホタル

北川湿地のホタルがどんなにすばらしいかご存知ですか?

北川湿地にホタルがたくさん生息していることは
三浦の自然を学ぶ会の方々により発見されました。
2007年のことです。
三浦市にも神奈川県にも報告されました。
そこで,京急にも神奈川県からの連絡で知らされ,
京急の担当者とアセスを請け負っている新日本開発工業の担当者が,
三浦の自然を学ぶ会の方の案内で現地を見学しました。
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そのときのコメントとして,
「今回のホタルについては,長くこのような調査に関わっているけれども,こんなに乱舞するホタルは見たことがない。それもゲンジボタルとへイケボタルの種類が同時に見られ,その上光るホタルの幼虫を見つけられたことは貴重な体験である」
との感想を述べられたとのことです。

北川湿地のホタルについて簡単に説明いたします。

例年では6月第2週に上流部の南側の支流,入り組んだ谷戸の奥に,
ゲンジボタルが観察されます。
三浦半島でゲンジボタルが観察できるところは珍しくないのですが,
北川湿地のゲンジボタルは,その数が圧倒的に多く,ほぼ無数なのがすごいです。
時間は天気にもよりますが,19時半くらいから光り始めます。
光の色調としては青白い光で,強く明るいのが特徴です。
オスは約4秒間隔で明滅をくり返しながら木立の中を優雅に飛び回ります。
サイズも約2cmと大型です。
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また,ヘイケボタルは7月上旬に下流部の方から出現し始め,
上流部の最盛期は7月下旬となります。
したがって約1ヶ月観察を楽しむことができます。
ヘイケボタルは神奈川県レッドデータで準絶滅危惧種とされるくらい希少です。
北川の流れを覆う藪の中に,こちらも無数と言っていいほど観察できます。
その光は,プラネタリウムの様とも夜景の様とも例えることができます。
ゲンジボタルと比較すると少し弱い光で黄色みを帯びているのが特徴です。
サイズは約1cmとゲンジボタルより小型です。
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皆さん,北川湿地が埋められる前に
このすばらしいホタルを見たいと思いませんか?



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               ヘイケボタルの光  写真撮影:矢部洋一氏

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         夜に輝くハンゲショウ  写真撮影:矢部洋一氏
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by mito-kitagawa | 2010-05-23 18:27 | 北川の自然
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